CIP4ソフトウェアライセンス

バージョン2.0 – 2006/6/15

著作権 (c) 2001-2006 The International Cooperation for the Integration of Processes in Prepress, Press and Postpress (CIP4). 無断複写・転載を禁ず。

前文
本ソフトウェアライセンスは、CIP4が提供する全てのソースコードおよびコンパイル済ソフトウェア製品に適用されます。CIP4が提供するコードおよび製品には、C++、Java API、チェックJDFアプリケーション、JDFスキーマ、JDFエディター、C++ APIのオンライン文書使用、Alcesアプリケーション、Elkアプリケーションおよびこれらの構成要素(以下「CIP4ソフトウェア」といいます)が含まれます。

以下の条件を満たす場合のみ、ソースおよびバイナリ形式での再配布や使用(変更の有無に関わらず)を認めます。

 

CIP4ソフトウェアの使用および再配布条件

1 使用および再配布

1.1 CIP4ソフトウェアは、本ライセンスに明示されている条件に従う場合のみ、複製、変更、サブライセンス付与、配布することができます。CIP4ソフトウェアのその他の使用および条件に従わない複製、変更、サブライセンス付与、配布は無効となり、本ライセンス下におけるライセンシーの権利は自動的に解除されます。

1.2 ソースコードの再配布を行う際は、CIP4ソフトウェアライセンスおよび下記著作権表示を留保しなければなりません。

著作権 (c) 2001-2006 The International Cooperation for the Integration of Processes in Prepress, Press and Postpress (CIP4). 無断複写・転載を禁ず。

1.3 コンパイル済アプリケーションを含むバイナリ形式における再配布(変更の有無に関わらず)では、配布時に提供する文書およびその他資料にCIP4ソフトウェアライセンスおよび上記著作権表示を明記しなければなりません。変更を伴う再配布については、オリジナルのCIP4ソフトウェアに変更が加えられた旨を明記しなければなりません。

1.4 CIP4ソフトウェアの再配布(一部または全て)を含むソフトウェア開発キットおよび開発ツールを販売、市販する企業は、CIP4ソースをもとにしたファイル、アプリケーション、構成要素を明示しなければなりません。また、当該企業が顧客、サプライヤー、ビジネスパートナーに提供するライセンスには、本ライセンス全体を含めなければなりません。提供を受けた顧客、サプライヤー、ビジネスパートナーは、本ライセンスの条件を理解し、ソフトウェア開発キットや開発ツールは条件に従わなければならないという旨を了承しなければなりません。条件には、下記第4条の会員要件も含まれます。

 

2 保証放棄

CIP4ソフトウェアのライセンシーは、CIP4ソフトウェアの使用に伴うリスクをユーザが負う事を明確に承認しています。CIP4ソフトウェアは、いかなる保証、バージョンアップおよびサポートも伴わない「現状のまま」で提供されます。CIP4は、市場性の暗示的保証、特定目的への適合性、第三者権利の非侵害を含めて、明示的にも暗示的にも一切の保証をいたしません。CIP4は、CIP4ソフトウェアの動作にエラーが存在しないこと、またはCIP4ソフトウェアの不備を修正することを一切保証いたしません。

 

3 賠償責任制限

法律で禁止されていない範囲において、CIP4および同団体の理事、役員、幹部、従業員、貢献者は、発生したいかなる直接的、間接的、偶発的、特別、典型的、結果的損害賠償(代理製品・サービスの調達、使用、データおよび利益の損失、業務障害などを含む)の責任を負うこともありません。また、何らかの損害の可能性が示唆されていたとしても、CIP4ソフトウェアの使用により発生したいかなる契約の記述、厳格責任、不法行為(過失などを含む)の有無に関わらず適用されます。

 

4 CIP4会員要件

4.1 再配布されたCIP4ソフトウェアを販売・市販し利益や手数料を得ている企業または市販システムおよびパッケージの無料コンポーネントとして配布している企業は、CIP4の正会員およびパートナー会員の地位を維持し、会費を支払わなければなりません。正会員およびパートナー会員の地位を維持できなかった企業は、CIP4ソフトウェアの一部または全部を再配布する製品の販売・市販を中止し、更新、修正、バージョンアップを行ったいかなる部分においてもCIP4ソフトウェアを利用していない場合は、該当修正、更新、バージョンアップのみを顧客に提供することが可能です。

4.2 再配布されたCIP4ソフトウェアを販売・市販し利益や手数料を得ている企業が、会員企業である親会社とは異なる名称の子会社である場合は、上記4.1で規定された通り、個別にCIP4の正会員またはパートナー会員の地位を維持しなければなりません。また、親会社が子会社の所有権を過半数有している場合は、親会社が上記4.1で規定された通り、CIP4の正会員またはパートナー会員の地位を維持しなければなりません。

4.3 再配布されたCIP4ソフトウェアの一部または全てを含み、かつ第三者によって開発されている製品を販売している販売業者、再販業者およびインテグレータには、上記4.1で規定された会員要件は適用されません。ただし、当該業者がこれらの製品向けの付加価値プログラミングや修正を提供していない場合に限ります。ただし、再配布されたCIP4ソフトウェアの一部または全てを含み、かつ第三者によって開発されている製品を販売している販売業者、再販業者およびインテグレータであっても、CIP4ソフトウェアの機能性を変えてしまうようなプログラミングやその他手法によって当該製品に対し付加価値のある修正や改造を行った場合は、上記4.1で規定された会員要件が適用されます。CIP4ソフトウェアの一部または全てを利用した製品の開発およびテストを行っている企業で、テスト実施企業がテスト中または開発中の製品に対していかなる支払いもしていないベータおよびアルファテストを含む場合は、上記4.1で規定された会員要件は適用されません。ただし、当該企業がこれらの製品を販売・市販した場合と会員要件が適用されます。

 

5 エンドユーザ向け文書

CIP4ソフトウェアを含む再配布にエンドユーザ向け文書を添付する場合、必ず下記注記を記載しなければなりません:

「本製品にはThe International Cooperation for the Integration of Processes in Prepress, Press and Postpress (www.cip4.org)が開発したソフトウェアが含まれています」

または、上記の文章をソフトウェア内(第三者認知文章が通常示される箇所)に表示しても構いません。

 

6 CIP4の名称、商標、ロゴ、アイコンの使用

6.1 会費を支払い済であるCIP4正会員およびパートナー会員は、「CIP4」および「The International Cooperation for the Integration of Processes in Prepress, Press and Postpress」という名称をJDF対応製品の販売促進を目的として使用することができます。

6.2 本ライセンスは、CIP4およびJDF商標、商標名ロゴ、アイコンを使用する権利を付与するものではありません。JDF商標、商標名ロゴ、アイコンの使用については、CIP4ウェブサイト上のロゴ利用に関するCIP4ガイドラインに従わなければなりません。

6.3 CIP4は、CIP4ソフトウェア、商標、ロゴ、アイコンのライセンシーによる利用を監査し、必要条件に準拠しているかを確認する場合があります。

 

7 ライセンスバージョン

CIP4は本ソフトウェアライセンスの下で、CIP4ライセンスに適用される条件を変更する権利を有します。CIP4はいかなる時でも改正済および新バージョンのCIP4ライセンスを発行することができます。各バージョンにはバージョン識別番号が振られ、本ライセンスの特定バージョン下で発行されたCIP4ソフトウェアは、オリジナルバージョンの条件または本ライセンスの次バージョンの条件に従って使用されることになります。

本ソフトウェアは、CIP4を代表する多くの方々の自発的貢献により完成いたしました。本ソフトウェアの当初の著作権は、(c) 1999-2001, Heidelberger Druckmaschinen AG および著作権 (c) 1999-2001, Agfa-Gevaert N.V.でした。

CIP4に関する詳細情報はこちら  http://www.cip4.org