CIP4の組織

CIP4ワーキンググループ

CIP4ワーキンググループおよび委員会への参加は、CIP4会員に限定されます。下記のリストは、2004年9月20日現在のものです。ワーキンググループは、会員の指示により追加・削除されることがあります。ワーキンググループに関する詳細は、www.cip4.org の会員限定セクションにおいてサインインし、「ワーキンググループ」を選択してください。閲覧を希望するワーキンググループまたは委員会を選択し、ワーキンググループ詳細ページ下部の「このグループに参加する」を選択します。CIP4審議会や理事会など、特定会員限定のサイトとして選択できないグループもあるので注意してください。これらのグループに関しては、会員の自由登録を行っておりません。現在CIP4会員にまだ登録されていない場合は、ぜひ準会員、正会員、パートナー会員のいずれかへご登録ください。

性能 JMFベースの通信チャネルや柔軟なシンタックスを特定し、ベンダーのシステムが混在する環境におけるコントローラ/エージェントの自動化された構成管理について、JDF内の装置機能を評価する。
従来の印刷 従来の枚葉給紙印刷とMIS(管理情報システム)の統合の必要性に対して、JDF拡張性、解明、パーツを定義する。
以下を対象とする。

  • 枚葉給紙印刷処理を行うシステムまたはコントローラ周辺のICS文書の詳細。
  • 事例の詳細。または任意で、そのジョブの読み書き処理方法に関するアプリケーションノートの詳細。
デバイスメッセージ/
ジョブトラッキング
監視およびジョブトラッキングに関するJMF特性を拡張する。
デジタル印刷 オンデマンド印刷の需要に対するJDF拡張性を定義する。PODIと密接に連携し、JDFベースのオンデマンド印刷のワークフローに関する追加文書を作成する。
仕上げ インラインおよびオフラインでの仕上げに関するJDF拡張性を定義します。UP3Iと密接に連携し、JDFベースの仕上げに関する追加文書を作成します。
ICS 相互運用性適合仕様(Interoperability Conformance Specifications)関連のトピックスディスカッションフォーラム。
MIS 管理情報システム(Management Information Systems)と印刷ワークフロー各種構成要素との間のインタフェースを確立。MISグループでは、MISから製造までの包括的なインタフェースを定義することにより、最小単位のトランザクションタイプを決定する。このインタフェースは、「システム挙動および相互運用性」グループが開発したICSを基礎とする。「デバイスメッセージ/ジョブステータス」ワーキンググループとの連携により、JMFメッセージおよびJDF監査要素に関連したMISを定義して、相互に関連付ける。ワーキンググループは、円滑な活動に向けて、必要に応じてサブワーキンググループを設立することが可能。
MISワーキング・グループは、下記インタフェースを定義する。

  • 顧客とMIS間(製品説明・見積)
    Eコマースシステムなど、顧客とMISシステムとの間のインタフェースに関連したJDFの特性を拡張する。製品仕様説明の定義も対象とする。顧客による製品説明の提案が可能。また、顧客による評価対策用に印刷プロバイダが製品説明を作成することも可能。このインタフェースでは、見積提示などMISからの顧客対応も可能。PrintTalkやEuprimaと密接に連携している。
  • MISと製造企画間
    MISと製造企画、製品トラッキング、製品企画システム間のインタフェース MISとプリプレス間
    MISとプリプレス製造システム間のインタフェース
  • MISとプレスルーム間
    MISおよびデジタル印刷や従来の印刷のプレスルームとの間のインタフェース
  • MISとポストプレス間
    MISとポストプレス間のインタフェース
新聞 新聞制作ニーズに関するJDF拡張性を定義する。IFRAと密接に連携し、JDFベースの新聞制作に関する追加文書を作成する。
作成およびプリプレス プリプレスアプリケーションおよびワークフローのJDF拡張性を定義する。
包装およびラベル 包装およびラベル印刷ワークフローに関連するJDF拡張性を定義する。IFRAと密接に連携し、JDFベースの包装およびラベル印刷ワークフローに関する追加文書を作成する。
PrintTalk PrintTalk仕様を継続的に開発する。PrintTalk業務間および消費者と業務間を対象とする。
製品認証 JDF対象製品の認証を行う。製品認証に関連する技術課題・業務課題両方に対応。
製品説明書 商用製品説明書を作成。定義されたJDFの目的リソースが必要であり、実際の商用印刷製品説明が可能であることを保証する。
顧客とMIS間のインタフェースを定義する。
現在は、工程変換を行う自動化製品には対応していない。 製品説明書と商用取引説明を区別させるべきとの要望があるため、両分野への対応に向けて、製品説明書グループを2つのグループに分割する可能性がある。
スキーマ管理
システム挙動および
相互運用性
主にJDFの導入における包括的な相互運用性の改善に取り組む。例えば、他のCIP4ワーキンググループが単独では対応不可能な相互運用の適合性プロファイルなどが挙げられる。相互運用性試験を実施し、サンプルJDFファイルのデータベースの調査を監視する。
ツール&インフラ JDFパーサやJMFメッセージングライブラリなど、一連のオープンソースツールの定義、導入、サポートを行う。
ユーザグループ 顧客の印刷所に対する影響や、最も関心の高い分野など、エンドユーザの視点からCIP4を評価する。
JDFユーザの視点に基づいたアイデアや関心事項、よくある質問などのリストを作成・管理。JDFの方向性や詳細内容にエンドユーザの意見を反映させ、ユーザコミュニティがJDFによって利益を享受する方法について意見交換できるようサポートすることを目的とする。
ウェブ印刷/輪転印刷 ウェブ印刷に必要なJDF拡張性を定義する。JDFベースのウェブ印刷に関する追加文書を作成する。