CIP4が2009年CIPPIアワード受賞者を発表

イリノイ州シカゴ(2009年9月15日)— CIP4 Organizationは、Print 2009のレセプションにおいて「ユルゲン・シェーンハットメモリアル 国際印刷生産革新賞(CIPPIアワード)」の2009年の受賞者を発表しました。CIPPIアワードは、毎年、申請者を対象に、3つの部門と4つの地域において最も優れたJDF導入を行った印刷会社、出版社、プリプレスサービス会社に対して授与されるものであり、日本からは株式会社真興社が以下の二つの賞に輝きました。

・ プロセス自動化技術を最も革新的に活用した事例部門

・ 最優秀プロセス自動化の導入事例-アジア・パシフィック地域

印刷会社、プリプレスサービス会社、出版社であれば、いかなる企業でもCIPPIアワードに申請することができます。アワードは、ベンダー、印刷会社、プリプレスサービス会社、出版社と利害関係のない、審査委員会の審査員により決定されます。5人の審査員は、以下の通りです:

  • Patrick Cahuet、1Prime|Conceptシニア・アソシエート(フランス)

·         Stephan Jaeggi、PrePress-Consulting社長(スイス)

  • 木村哲雄、株式会社プリンテクノ社長(日本)
  • Bill Esler、Graphic Arts Monthly誌主幹編集者(アメリカ)
  • John Leininger、クレムゾン大学教授(アメリカ)

株式会社真興社のJDF導入事例に関しては、自動化をDTP作業に展開し、オフィスから離れたところでも印刷機器の設定ができるようにしました。「真興社は、これまでのどの企業よりも『自動化』を一歩前に進めてくれました。」とCIP4のJames Harveyエクゼクティブディレクターは語ります。「同社の導入事例は概要だけではその本質は説明できないが、私が非常に興味を持ったのは、彼らが、その業界に入ってくる若い人たちの好みも見据え、そのビジネスが終始、デジタル操作で行われるものなのだと若い人たちに理解してもらえるよう、すべてデジタルで管理でき、各パートが数値で実行できるようにしたいと考えていた点にありました。」とも。

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